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ベトナム、バリアブンタウでの生活と活動

ここバリアブンタウでの話の前に、日本とベトナムの気候の違いをお知らせしましょう。ベトナムと言えば暖かいイメージがありますが、12月10日にハノイに着いても、私たちの服装は成田と同じでもいいくらい寒さです。ここって、ほんとにベトナム……と思いました。15日にホーチミンに着くと、やはり暑いではありませんか。ベトナムは南北に長いため、ハノイとホーチミンとでは気候がだいぶ異なるのです。南国はこうでなくてはと思いました。ところが、気候の変化についていけず、すぐに風邪をひいてしまいました。気候の違いには気を付けなければいけませんね。

その後、バリアブンタウでの生活が始まりました。ここはホーチミンからバスで2時間半、南の方へ行った海岸沿いの町です。町は比較的こじんまりとしています。

ここは海水浴場が多く、日曜日には大勢の観光客でにぎわいます。遠方から来る人もいるため、海岸沿いにはホテルがたくさん並んでいます。西洋の人もみえてますよ。おいしいレストランもあります。

また、そんな観光地とは別の地元の人たちが生活するエリアもあります。ブンタウ市場などは、朝は人でいっぱいです。道路まで人があふれて車のクラクションが大変です。このようにバリアブンタウは、観光とローカルが混在する街です。

私は現地の高校を3校受けもっています。活動し始めてからまだ間がないのですが、少し特徴的なことをお話ししましょう。 まず、こちらの高校は午前のクラスと午後のクラスがあります。午前のクラスは7時に始まり昼前に終わり、午後のクラスは1時45分ごろから始まり5時ごろ終わります。7時からの学校に行く時は、ちょっと遠いところだと大変ですが昼前には終わりますから、疲れることはあまりありません。午後からの授業がある時は、少しゆっくりできますね。

学校の授業では、基本的に現地の先生とタイアップして授業をしています。現在のところ、語学としての授業をすることが多いですが、先行したクラスでは日本の歌を歌うなど日本の文化を紹介したりしています。

3校のうち1校には、日本語クラブがあるのですが、まだ活動の日に当たっていません。残りの2校にはクラブがないので、これからですね。

もうひとつ特徴的なのは、1コマごとの授業の始まりと終わりがベルではなく大きな太鼓がなることです。これはちょっとびっくりしました。どなたか先生がたたかれるんでしょうね。太鼓がなる時間が少し違う時があるような気もします。

まだ来たばかりで報告することも限られますが、以上がベトナム、バリアブンタウの1コマです。ベトナムでもほかの地域はまた別の顔があるはずです。

あと5カ月ほどですが、この地の先生や生徒、そして町のいろんな人たちと触れ合って、私自身もベトナムを吸収していこうと思います。

 

写真
学校の太鼓

 

写真
日本の歌をみんなで歌っているところです
Writer
ベトナム バリアブンタウ
千綿 仁行さん

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