着任当初から毎日続けていることがあります。それは“生徒へ日本語で挨拶する”ことです。派遣期間が残り少なりましたが、気付くと日本語履修者でない生徒も、日本語で声をかけてくれます。それも、笑顔で!
そんな残り期間少ない9月下旬にテストで忙しい5年生と、染色をしました。
日本の紙(和紙)、折り紙、そして染色へ。広げた時の意外な模様にワクワクしたみたいです。何度も何度も繰り返す生徒や、自分なりに折り方を試す生徒までいました!時間の関係上、次の工程『うちわ』作製までたどり着いたのはサラさんという生徒一人でしたが、それでも満足したのか自分の作品を持ち帰る5年生でした。
そんな5年生へ、私からの小さな応援は・・・・
”茶道”体験です。持参した自作の茶器と茶筅、抹茶でシャカシャカ!甘いお菓子は学校のキャンティーン(食堂)で“生徒お勧めの逸品”を買いました。皆、初体験らしく“シャカシャカ”が“ジャカジャカ”!両手で茶器を持つことや、甘いお菓子を食べた後の抹茶の味(皆、魔法のように苦味が旨味へ変化することにビックリ!)に驚いたようです。お菓子が尽きるまで、自分でお茶をたて飲む生徒の姿を見ていると・・・・『あぁ、Makan(食)のマレーシアだなぁ~』と、あらためて実感する私です。
派遣期間中のアクティビティは、私にとっても新しい発見がありました。
9ヶ月間の派遣が終わった後も、ふとした瞬間に『そういえば、毎日笑って挨拶をする日本人がいたなぁ~』と、生徒の記憶の片隅にでも残っていたら嬉しいです。
今まで読んでくださった皆さん、心より感謝いたします。
Terima kashi banyak!