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わたしの住む町フォンユェン

大家好!みなさんこんにちは。今回はわたしの派遣地「台中市豊原(フォンユェン)」について紹介します。

みなさんは「台中」と聞くと何を思い浮かべますか?多くの人はこの彩虹村を思い浮かべるのではないでしょうか。派遣される前のわたしもここしか知りませんでした。

川谷さんと友人の写真
台中といえば彩虹村!日本から遊びに来てくれた友人も案内しました。
色鮮やかな絵が描かれた家の写真
このカラフルな絵はここに住むおじいさんがひとりで描きあげました。

そして派遣された台中市豊原区。豊原は台中市の中心地より北に位置し、台中駅から普通電車で3駅です。台中県だった時代に県庁所在地だったためか急行電車も止まります。

写真
台湾・台南の台湾歴史博物館にて。日本統治時代の地図で豊原を発見!

豊原は日本統治時代には日本人が漆器を好んだことから漆器工房が相次いで設立されたそうです。派遣校のすぐ近くにも「豊原漆藝館」があり、漆器の作品や工程が展示されており、体験教室で作品を作ることも出来ます。

豊原漆藝館の写真1
豊原漆藝館の写真2

日本統治時代には台湾三大木材集散地のひとつだった豊原。
当時の台湾漆器工房の99%以上が豊原に集中したそうです。

そして豊原で忘れてはいけないのが「慈済宮と廟東夜市」です!
慈済宮は1806年に建立された歴史ある廟です。

慈済宮の門の写真
慈済宮の内観の写真

廟の正殿には道教の女神天上聖母(媽祖)が祀られています。

慈済宮の参拝順路が書かれた案内図の写真

先日初めてお参りをしましたが、夜でも参拝客が多く、学生の姿も見られました。中に入ると学問の神様も祀られており、その前には大事な試験の受験票のコピーや問題用紙が供えられていました。みんなの願いが叶いますようにと願わずにはいられませんでした。

慈済宮の写真
学問の神様文昌帝君。手前のテーブルにあるのが受験票や問題用紙です。
写真
学生や受験生はご利益のありそうな「文昌筆」がいただけます。

そしてこの廟のすぐ隣、東側にあるのが廟東夜市です。

市場の写真

たった130メートルほどの路地に所狭しと小吃店が軒を連ねています。ここの夜市は美味しいものばかりな上にお店の人たちもとっても優しいです。一度友人と入ったお店でわたしたちが日本人と分かると「明日から日本に桜を見に行くのよ」とおばちゃんが声を掛けてくれました。

料理の写真
麺線や魯肉飯などの定番小吃(シャオチー/店や屋台で食べる一品料理)が味わえます。
手巻き寿司の写真
なんと日本料理店もあります!左のはいくらの手巻き寿司ですが右の二つは手巻き風サラダです。

わたしのお気に入りはこの菱角酥です。生徒におすすめされて食べてからすっかり気に入ってしまいました。

屋台の写真
ここはいつも行列が出来ています。
菱角酥の写真
揚げたてはホクホクしていてとても美味しいです。
菱角酥の写真
いつも大事に食べようと思っていても、気付いたら食べきっていてビックリ。

派遣されるまで全く知らなかった豊原。まだまだ中国語が苦手なわたしにも町の人は優しく接してくれます。台中にお越しの際は少し足を伸ばして豊原に行ってみるのはいかがですか?

Writer
台湾 台中
川谷 紗知子さん

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