こんにちは。ベトナムのバリアブンタウ省に派遣されている有泉です。今回はわたしが派遣されている高校について紹介したいと思います。
(1)時間
朝7:00から授業が始まります。1コマ45分で、授業と授業の間の休憩時間は基本5分です。5分の休憩時間でも、先生たちは保健室や図書室、先生の部屋で談話してから、次のクラスへ移動します。
2限目終わりの休憩のみ20分間あり、その間に朝ごはんを食べている先生や生徒もいます。お昼休みは2時間半あり、先生や生徒は一旦家に帰ります。家で、ご飯を食べて、昼寝をします。午後は14:00から始まり、17:00すぎまで授業があります。
(2)通学手段
バイクでの登校が多いです。朝の登校、昼休みの登下校、夕方の下校は、バイクラッシュで、通常より時間がかかります。
(3)制服
生徒の制服は白いアオザイ、白シャツと紺ズボン、体操着の3種類があります。女性の先生や生徒は、午前中にアオザイ、午後は洋服(先生)、体操着(生徒)を着ていることが多いです。午前中は必ずアオザイを着用と決まっている学校もあります。生徒の白いアオザイも、先生たちの色とりどりのアオザイもとても綺麗です。上履き等、靴の決まりはありません。
生徒の靴
おしゃれなサンダルをはいています。学校の中も外も同じ靴なので、履き替える必要がありません。短い休憩時間でも、生徒は外の購買に行ったり、バスケ等で遊んでいます。
(4)教室
ベトナムの南部は暑いので、教室には6台くらい扇風機がついています。エアコンがある教室もあります。
生徒が騒がしくなると、先生は長い定規のようなもので机や黒板をたたいて、注意をひきます。黒板は濡れたぞうきんで消します。
生徒は青いボールペンと罫線がたくさん入ったノートを使っていることが多いです。テストのときも青いボールペンで記入し、間違えたときは修正液で消していました。日本語の練習用ノートを使っている生徒もいます。
生徒のノート
生徒は青いボールペンと罫線がたくさん入ったノートを使っていることが多いです。
日本のスタンプを押したり、シールを貼ると喜んでくれます。