台湾の漢字は繁体字で、昔、日本も使っていた画数の多い難しい文字です。例えばレストランを表す漢字は「餐廳」、亀は「龜」です。そういう漢字と台湾独特の発音記号である「注音符号」を、皆さんさらさらと書いていかれます。「すごいですね。」と言うと「漢字の国の人ですから。」という返事が返ってきました。ラーメンは「拉麵」(麺ではありません)、カタカナはないのですべて漢字で表します。
それでは、クイズです……。次の漢字は何と読むでしょうか?(答えは最後にあります)
(1)「可樂」は……※発音に注意
(2)「可樂餅」は……※(1)の発音と同じではありません。お餅のような形のもの??
(3)「熱狗」(狗は犬の意味)は……※熱い犬??
(4)「爆米花」は……※形をイメージ
半端ないのは、漢字だけではありません。街のあちこちにある飲み物屋さんの飲み物の種類も、あるお店のメニューを数えてみたら、80種類以上ありました。店によって種類も違ったりするので、選択の幅はもっと広がります。その中から、自分のその日の気分に合う飲み物を選ぶことができる、そういう贅沢がここにはあります。
高雄は熱帯気候なので、12月になっても皆さん半袖です。朝晩はさすがに上着を着ておられますが。ちなみに東京の12月8日の最高気温は16度ということでした……。高雄は29度。そしてあまり雨が降らず、私がここに来てから雨が降ったのはトータルで6日ぐらい(3か月で)です。バイクを利用する人が多いはずです。学校では生徒の登下校の安全のため、教官の方(各学校に配属された教育をする軍人)と一緒に生徒が交通指導を行っています。係の生徒達は背筋がしゃんと伸びて、違反は許さないといった雰囲気です。教官の指導の下、頑張っている姿に、思わず「辛苦了!」(お疲れ様)と言いたくなります。
〔答え(1)コーラ (2)コロッケ (3)ホットドック (4)ポップコーン〕