Xin chào!(こんにちは)
11月17日にマリーキュリー高校で学校創立100周年記念イベントが開催されました。
イベントの間、メインのステージ上で絶え間なく行われていた歌やダンスショー。
ベトナムの学校ではイベントの度に生徒たちはダンスを発表する機会があり、クラス全員で練習するのでほとんどの生徒が踊れます!
以前その練習を見せてもらったのですが……中にはダンスが苦手な生徒もいてクラスで協力して一生懸命練習していました。
私はダンスをやったことがありませんが、“日本人”ということで…「100周年のイベントで披露したいから日本のダンスを教えてほしい」と校長先生から依頼を受けました(笑)。
今までの私なら悩むことなく断るところですが、そんな生徒たちの姿を目にしていたのもあり、「苦手でもやってみよう」と承諾することにしたのです。
自身が中学生のときに踊ったソーラン節ならできるかも!!と、練習を開始したのは本番1か月前。40名程の生徒が集まってくれました。
言葉が上手く伝わらない、その上ダンスが苦手な私の指揮だけでは全体練習がうまくできず、不安な気持ちになってしまった初日でしたが……数人のダンスが得意な生徒たちが公園で猛練習して、翌週「先生!できました!」と嬉しそうに報告してくれました。
それからは、その生徒たちがコーチとして一緒に練習を引っ張ってくれるようになり、リズムよく「một hai ba bốn năm sáu bảy tám!(1~8)」とベトナム式掛け声に合わせて練習しました。
練習の甲斐あって本番は大成功。「ソーラン!ソーラン!」と一緒に掛け声をかけてくれる観客もいて、大変盛り上がりました。
日本語パートナーズとして活動する中で、生徒や先生、たくさんの人たちに支えられていることを日々感じます。大勢の人たちの前で堂々と踊る姿を見ながら、『挑戦して良かった』と心から思いました。