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ひらがなの練習

11月に全クラスで「ひらがな」を学びました。 まずは読み方を教え、発音練習をします。そして書き方の注意点を伝えます。

ひらがなの板書の写真
生徒が間違いやすいと思ったひらがなを事前に伝えました。

そして!私の学校の先生は結構スパルタな先生で……ひらがな全46文字を1文字につき50回ずつ書いてくるという宿題が生徒に出されました。当然生徒からはブーイングの嵐です笑。さらに先生のスパルタは続き……書き始めはきちんとかけていても、50回も書いていると段々文字も乱れてきます。そこで、私たちが宿題をチェックし、間違った書き方をしている文字は1文字につき更に10回ずつ書き直しをしなければいけないと伝えます。
(例えば「あ」を50個書いたうちの10個が間違っていれば、10個×10回やり直し=100個追加で「あ」の文字を書き直しです。)
そこまで最初に伝えているので、さすがに生徒も全ての文字をしっかり書いてきます。
宿題の提出期限は翌週の授業。正直、みんなちゃんとやってくるのかな?と私も半信半疑でしたが、とっても真面目な生徒達!翌日から途中のノートを私のところに持ってきて、「ここまでで間違って書いている字はないですか?」と聞きに来てくれ、翌週の授業からは各クラス、次々と宿題を提出してくれました。

生徒のノートの写真1
生徒のノートの写真2
ひらがなの板書の写真
宿題をチェックしている中で、全体的に間違いの多い文字は予想通りの文字もあれば、予想外の文字も。そこで次の授業では間違いの多かった文字を再度復習しました。

そして12月、テストも無事に終わりせっかくひらがなを書く練習をしたので、書道を実施しました。筆で文字を書くのは鉛筆とは全く違うので最初は苦労していた生徒達。まずは新聞紙に練習してから半紙に書いてもらいました。

ひらがなの見本の写真
本当は生徒の書きたい文字を書かせてあげたかったのですが、全員の希望を聞いている時間もなかったので、今回は何点か見本を見せてその中から選んでもらいました。
ひらがなを書いた生徒たちの写真1
ひらがなを書いた生徒たちの写真2
ひらがなを書いた生徒たちの写真3
ひらがなを書いた生徒たちの写真4
ひらがなを書いた生徒たちの写真5
ひらがなを書いた生徒たちの写真6
ひらがなを書いた生徒たちの写真7
一番人気は「さくら」。漢字に挑戦したいと言って書いた生徒もいました。

ひらがなの練習を初めてから1ヶ月。「ひらがな」だけでは終わらないのが日本語の難しい所。それでも文字に興味を持って、少しずつ覚えていってもらえるように来年も楽しみながら学習できればいいな、と思っています。

Writer
インドネシア 西ジャワ州
吉村 知子さん

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