この原稿を書いているのはパダンを出発する4日前。 今、これまでの活動を振り返ると、別れがさらに辛くなってしまいそうです。 そこで今回は私の派遣されている西スマトラの魅力について紹介したいと思います。
ここ西スマトラに派遣されることが決まり、インターネットやガイドブックで情報を集めようとしたものの、情報が少なく、困惑したのが懐かしいです。 12月の学校の休みや日曜日を使って西スマトラをあちこち旅行したので、今ではこの西スマトラについて深く知ることができ、西スマトラ観光大使になれるのではないかと思っています(笑)。
まず西スマトラの州都であるパダン(Padang)について。 パダンはとにかく暑いです。日差しが強く、一日中汗がとまりません。 州都ではあるものの、都会というわけではなく、古き良き田舎な感じの海の町です。 そんなパダンが派遣先で良かった、と心から思っています。
そしてパダンから車で3時間くらいの場所にあるのが、山に囲まれた観光地のブキティンギ(Bukittinggi)です。車で3時間といっても自分が行くときはいつも4時間から4時間半かかりました。ブキティンギはパダンとは対照的に涼しい、いや、寒いです。パダンでは着たことがない上着が必要なほどです。
パダンから電車で1時間半で行けるのがパリアマン(Pariaman)。 海がめちゃくちゃきれいで、バカンスができるようなところです。
パダンから車で1時間半の場所にあるのがソロック(Solok)。 西スマトラで多分ここだけ温泉があります。水着で入ったり、湯船の中でシャンプーしたりと、日本とは全然違いますが、体が休まります。 さらにソロックから車で1時間行くと、サワルント(Sawah lunto)という町があります。 田舎なのに博物館が3つもあります。
このほかにも、ブキティンギから車で1時間のパヤクンブ(Payakumbuh)、パダンから車で2時間のパイナン(Painan)という自然豊かな場所もあります。
ぜひ、西スマトラに遊びに行ってみてください。