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お互いを活かせるチームティーチングのために

はじめまして!インドネシアのロンボク島で活動している瀬戸響です。
ロンボク島はバリ島の横にある小さな島です。美しい自然がたくさん残っている素敵な場所です!

夕焼けした海の写真
海で撮影した記念写真
左が先生。右は先生の娘さん。

私はロンボクに来てまだ2週間です。でも、がっつり授業に入り、TT(Team Teaching)をしています。
先生の授業のスタイルは、最初はみんな座ってリピートから、最終的にはみんなの前で発表したり、生徒同士で話し合うワークを入れたりと、「話す」比重が高い授業に思いました。

生徒同士で日本語会話をする写真

何か理由があるのかな?と思っていると、先生と話す中でこんな言葉が。
「先生の仕事は、生徒に話す自信をつけてもらうことなんですよ」
「ただ教科書をリピートしたり、暗記するだけではなくて、前に出て話すことが大切。それが自信になります。」
その思いが、会話練習の多さに現れているのでした。

この話を聞いたとき、私は「向いている方向は同じだ」と思いました。私も、「NP(日本語パートナーズ)としてできることは、外国人とコミュニケーションを取れた!という自信を持ってもらうこと。そのために何ができるだろう?」と考えていたからです。

私はアシスタントなので、先生の向いている方向に沿いながら、いかに授業を向上させていけるかが大切だと思っています。

それを踏まえて、授業の1日前の打ち合わせで、「授業にこんなワークを取り入れたい」といった提案をします。先生も柔軟な方なので、きちんと提案すれば承諾してくれます。
前回は、「しゅみ」の課を学習する導入で、「生徒に好きなことを白い紙に書いてもらい、前で発表してもらうのはどうですか?」と提案し、実現しました。

生徒たちと撮影した記念の集合写真

大切なのは、いつも教えている先生に敬意を払ったうえで、自分のやりたいことを提案する姿勢だと感じます。先生としっかりとコミュニケーションを取りながら、日本語の授業をより楽しく、よりよいものにしていきたいです!

Writer
インドネシア 西ヌサトゥンガラ州
瀬戸 響さん

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