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夏の活動

スリンに来て4か月が経ちました。今回は学校での活動を紹介します。大きなイベントが連続することはあまりないのですが、8月中旬は珍しくイベント盛りだくさんでした。日本語コンテスト、他県のNP(日本語パートナーズ)の学校との暑中見舞い交換、日本人大学生との交流会、理科の日にのり巻き作り、4日間の運動会……。休日を除くとほぼ毎日なにかしらイベントがありました。当日も大変ですが、やはり事前準備が大変です。タイはイベントが多いうえに日程がよく変わります。

今回はその中でも暑中見舞い交換についてお話しします。埼玉の研修時に仲良くなったスコータイ県のNPと連絡を取り合い行いました。先にスコータイから送ってもらい、私の学校は返事を書くというものでした。

ハガキを手に持った生徒たちの写真
ハガキをもらったM5(高校2年生)の学生たち

ここで驚きが1つ。郵便局にポストカードが売っていませんでした。近所の文房具屋にも売っていません。便箋や封筒はあります。最近はポストカードを書かないので、需要がないから売らないのだとか。文房具屋で厚紙を買い、それを切って代用しました。

高校2年生の授業で2日間にわたり行いました。まず、パワーポイントで暑中見舞いの説明をし、個人あてに送られたハガキを1人ずつ渡しました。相手の学生は高校3年生で、男の子からとわかると黄色い声が飛び交い大盛り上がりでした。その日は説明と文を訳して終わりました。翌日の授業で返事を書きました。色使いも素敵で、あっという間に書き上げてしまう学生に驚きです。一生懸命ひらがなや漢字を書いて仕上げました。

派遣先の生徒が書いた暑中見舞いの写真1
派遣先の生徒が書いた暑中見舞いの写真2
派遣先の生徒が書いた暑中見舞いの写真3
派遣先の生徒が書いた暑中見舞いの写真4
作品の一部。もうかわいくてしかたありません!

その日のうちに郵送し、後日相手校から届いたとの連絡がありました。普段なかなか書かない手書きのハガキ交換、学生たちは楽しんでくれたようです。今回は遠く離れたスコータイで日本語を学ぶタイの学生同士でしたが、次は日本の学生と年賀状の交換ができたらと思います。友達の輪が広がれば嬉しいです。

生徒たちと教室で撮影した記念写真
スコータイNPとM6(高校3年生)の学生たち。ありがとうございました!
Writer
タイ スリン
森川 美涼さん

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