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芸術の秋!~折染めとお守り作り~

ベトナムに派遣されて3か月、派遣校で数回文化紹介をしました。その中で生徒たちに特に好評だったのは、折り紙や料理といった作る活動でした。それをヒントに11月……「芸術の秋を楽しもう」ということで、「折染め」をやってみました。今回何故、芸術の秋から折染めになったかというと、私が高校時代3年間部活動で「ろうけつ染め」という染色をしていたことがあり、染色が好きだからです。

折染めに使ったのは天ぷら用の敷紙の和紙です。ベトナムにはダイソーがあるので、そこで購入しました。材料は全てベトナムで簡単に手に入れることができました。手順も簡単です。和紙を三角に折り、ペンで色を塗り、水につけて滲ませるだけです。水につけた後は、和紙を少しでも早く乾かそうと、教室の扇風機の周りに人だかりが出来ていました。

折染めを体験する生徒たちの写真
真剣にも楽しく色を塗っています。
真剣に作業する生徒たちの写真
恐る恐る和紙を水につけています。
作品を持った生徒たちの写真
上手に染めることが出来ました。

2週目は前回染めた和紙を使って、お守りを作りました。和紙で折ったお守りの中には、お願い事を書いた紙を入れました。この際、生徒の参考になるように「べんきょう」、「おかね」、「れんあい」、「ゆうじょう」、「けんこう」、「ごうかく」等の単語を黒板に書きました。欲張りな生徒は紙を何枚も貰いに来てお願い事をたくさん書いて、お守りがパンパンになっていました。この日出来上がったお守りは回収し、私が糸をつけ、次の授業の初回に生徒に返しました。完成したお守りを嬉しそうに受け取ってくれたので、私も嬉しかったです。

完成したお守りの写真
きれいなお守りが出来ました。
お守りをつけたかばんの写真
お守りを首からかけた生徒の写真
リュックにつけたり、自分につけてみたり。

今回私が好きな染色を文化紹介で取り上げ、生徒たちと行うことが出来て、私自身とても楽しむことが出来ました。これからもカウンターパートの先生と相談しながら、私の趣味や経験を活かした活動を考えていきたいと思います。

Writer
ベトナム ハノイ
安部 祥子さん

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