皆さんこんにちは。ベトナム9期、フエに派遣されている西舘真弓です。
フエはベトナム最後の王朝、グエン王朝の都があったところ。そして、1993年、ベトナムで最初に世界遺産に登録されたところです。そんなフエは王朝文化の影響が色濃く残っているところでもあります。
休日、フエ市郊外にある線香村(トゥイースアン村)を訪ねました。派遣前研修のベトナム語の先生がフエの出身で、線香村のことを紹介してくれました。ダナンに派遣されている日本語パートナーズの二人が、休日を利用してフエを訪問してくれたので、一緒に線香村を訪れました。線香村の近くには、トゥドゥック帝陵というグエン朝第12代皇帝の帝陵もあり、そこを訪れてから線香村へ。そこは美しい色彩の世界。赤・黄・緑・紫、色とりどりの鮮やかなお線香が美しく飾られていました。ベトナムの伝統衣装アオザイを来た人たちの撮影スポットにもなっています。今度は私もアオザイを着て訪れたい!!
さて、フエでは家庭や商店で日常的に線香が使われています。道を歩いていると、木の根元や幹にお線香が備えられているのをよく見かけます。時には水やお花が一緒に供えられていることも。お線香はフエの人にとって、とても大切なものです。フエにはお寺もたくさんあります。信心深い人が多いのだと思いました。
フエに来たときはぜひ、線香村を訪ねてみてください。