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みんな輪になり盆踊り

みなさん、こんにちは。タイ・チャチュンサオに派遣されている守屋 紗矢香です。今回は、私の出身地の盆踊りを踊った様子をご紹介します。

盆踊りの紹介は、日本語の授業と日本語クラブの中で行いました。まず、生徒にお盆について説明しました。お盆は、先祖の霊を迎え帰す期間です。多くの人が故郷に帰省し、お墓参りをする風習があることや供え物などを紹介しました。さらに、全国各地で、盆踊りが行われ、先祖の霊への弔いの意味を込めて、大勢の人が楽しく踊ることも説明しました。

私の出身地にも盆踊りがあります。私自身も、子どもの頃、家族や友人と夏祭りに出かけました。たくさんの屋台、夜空を照らす提灯の明かり、やぐらの周りを人々が踊る光景が懐かしく感じられます。生徒には、日本の夏祭りの様子も紹介しました。面白いことに、「夏祭りは、カップルがデートするところですね。」と発言した生徒もいて、クラスが盛り上がりました。

紹介の後、実際に、曲に合わせて盆踊りを踊りました。まず、私が生徒に踊りを見せ、その後、一緒に振付を練習しました。何度か練習した後、実際に、教室の中を周りながら、クラス全員で踊ってみました。生徒は、はっぴを着て、うちわを持ち、教室には提灯を飾って、夏祭りの気分を味わいながら、楽しく踊ることができました。

盆踊り(中学2年生)
盆踊り(高校2年生)

また、日本語クラブでは、生徒がうちわを手作りしました。半紙を折り畳み、複数の色で彩色する折り染めの方法を紹介し、折り染めした半紙を画用紙に貼って、持ち手は割り箸を使いました。生徒は、色とりどりのうちわを持ち、曲のリズムに合わせて手拍子をしながら、楽しそうに踊っていました。

うちわ作り(日本語クラブ)

盆踊り(日本語クラブ)

うちわと笑顔(日本語クラブ)

盆踊りの活動をとおして、生徒に、日本の夏の風物詩を体感してもらえました。また、私の出身地を知ってもらう良い機会になりました。

Writer
タイ チャチュンサオ
守屋 紗矢香さん

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