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日本人と話そう!

8月末に、派遣先校の高校3年生44名と、派遣前に勤務していた日本の高校2年生20名でオンライン交流会を実施しました。派遣先校の生徒たちは学期当初から「もっと日本人と話したい!」と言っていました。この交流会を通して、自分たちが学んできたことに自信を持つことと、同世代の興味関心を通して日本の今を知ることを目的としました。また、日本の生徒がタイという国を身近に感じることができるといいなという願いも込めて実施しました。

交流会が始まる前の様子

当日は8つのグループに分かれて、それぞれのグループで2人の日本の高校生と話をしました。最初に自己紹介をし、その次にお互いの学校紹介を行いました。まずは名前を言うところから始まりますが、タイの生徒は日本語の名前が聞き取れず、日本の生徒はタイ語の名前が聞き取れない様子でした。しかし、ネームプレートを作ったり、スライドを使ったり、写真を見せたりと工夫をしながら会話を進めていました。

教室のモニターとタブレットを使用しました

自分が好きなものを話したり、連絡先を交換したり、予定していた時間を大幅に超過していました。日本人の同世代と初めて顔を合わせた生徒がほとんどだったと思います。「かわいい!」「かっこいい!」という素直な感想が飛び交っていました。インターネットの接続を切った瞬間も「えー!」という悲鳴が出るほど、この時間を楽しんでくれました。

グループごとに話しています

交流会を実施した日は週に1回のスポーツの日(11月の運動会にむけて練習をする日)で、タイの生徒は鮮やかな色のポロシャツを着ていました。それを見た日本の生徒から「ピンク色のシャツは制服ですか?」という質問がありました。タイの学校の様子に見慣れてきている中での質問だったので、自分にとってはタイの日常が当たり前になっていること、また他人にとっては決して当たり前ではないということを改めて実感できました。

交流会を終えて様々な課題が残りましたが、次回開催に向けて準備を進めていきたいと思います。

Writer
タイ サムットプラカーン
石井 亜矢子さん

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