こんにちは。インドネシア・東ジャカルタに派遣されている大野雅雄です。私は、職業高校に派遣されています。教員を早期退職して、海外で教育支援にチャレンジしたいと思い、日本語パートナーズに応募しました。派遣されて1か月と少し経過しましたので、これまでの活動の一端をご紹介したいと思います。
アピールその1:壁新聞で全校に猛アピール
壁新聞を掲示することで、授業では会うことのできない生徒たちに、日本語パートナーズとして日本人がいるよ、ということを紹介しました。掲示した時期がちょうど試験中ということもあり、貼り出した当初は「見てくれるかな」と少し心配していました。しかし、次の日には、どんどん見てくれているような様子が。それは、授業で行った「豆つかみゲーム」の様子を見ることができるYouTube動画のQRコードを新聞の一番下に載せていたため、動画の再生回数でわかりました。
壁新聞の記念すべき第1号は、「はじめまして」です。表題以外は、あえてインドネシア語にしました。少しでも日本について興味を持って読んで欲しいからです。文面は、CP(現地の日本語の先生)のPuji先生に校正してもらいました。
自己紹介として、私の住んでいる愛知県と観光地を載せました。インドネシアでもアニメは大人気で、ジブリパークの紹介に加えて、トトロの折り紙を貼り付けました。生徒に「トトロの折り紙を教えて」と、お願いされ嬉しかったことを覚えています。名古屋城の掲載は、その歴史や人物について先生方に質問されました。
壁新聞 第1号「はじめまして」
CPのPuji先生(左)と
興味津々で見いる生徒たち
アピールその2:朝のあいさつ運動
インドネシアの学校の朝は早い。7時15分から始まります。私は毎日、6時30分ぐらいから校門に立ち、「おはよう」と声掛けをしています。授業で会っている生徒たちは、元気よく返してくれます。壁新聞を掲示した後は、日本語の授業がない生徒たちも「おはよう、せんせい」と返事を返してくれるようになりました。一人ひとりの生徒の顔を覚えられるように、そして、一人でも私を覚えて挨拶を交わしてくれるように、楽しく活動していきたいと思います。
立番の生徒たちと「あいさつ運動」
このように、日本語パートナーズの活動を多くの人たちに認知してもらえるように、これからも地道ですが、頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。