皆さんこんにちは。ベトナム9期の西舘 真弓です。今日はわたしの休日の過ごし方の一部を紹介します。
フエは小さな町なので、たいていのところは自転車で行くことができます。天気が良い日には愛用の自転車でフラフラ街探検。
11月、前から行ってみたかったタイントアン橋(フエの日本橋)へ40分のサイクリング。名前の由来は、ホイアンにある「日本橋」(正式名称:来遠橋)に形が似ているからとか。途中のどかな農村風景が広がり、水牛が我が物顔で道路を占領して草を食んだり、水浴びしたり……。のんびりゆっくりした時間が流れていて、日本の田舎のような懐かしい風景に癒されました。普段とはまた違ったフエの良さを発見しました。
なんだか懐かしい気持ちにさせられるタイントアン橋(フエの日本橋)
のんびり、ゆったり水牛の楽園
別の休日は、フエでできた日本人の友人(JICAからフエに派遣されている女性)と二人、アオザイを着てフエの名所巡り+写真撮影ツアーへ。
まずはカイディン帝廟。カイディン帝廟は、グエン王朝の12代目皇帝のカイディン帝(1916~1925年)のお墓です。カイディン帝はほかの皇帝とは違い、フランス式建築を愛した皇帝としても知られています。そのためカイディン帝廟もフランス建築を取り入れたものとなっており、華やかなレリーフや紋様、宝石が埋め込まれた壁など、ヨーロッパ色が強くなっています。しかし、当初作られた中国色が濃い建築も混在しているため、芸術的にも建築的にも大変貴重なものとなっているようです。どこを見ても美しく、年甲斐もなくついついたくさん写真を撮ってしまいました。帝廟に来られる方はベトナム人も外国人もアオザイを着て写真を撮っている方がとても多いです。ベトナム人はポーズをとるのがとても上手。アオザイがとても映える場所です。
言葉を失う装飾・色彩の美しさ、カイディン帝廟
そして、ドンバ市場。フエ旧市街の端、フォーン川沿いにある現地の人たちの台所でもある大きな市場です。値段交渉が必要なので、まだベトナム語が片言しか話せない私には、買い物をするハードルは高いですが、ぶらぶらして、フエの人たちの生活ぶりや食文化を知るには楽しいところです。色とりどりのお花もたくさん売っていてその前でまたパチリ!!
ドンバ市場の色鮮やかな花々たちの前で……
最後は、フエでの映画鑑賞。フエには大きな映画館が3つあります。その1つが実は私の住まいの横に。今まで足を運ぶことはなかったのですが、なんと11月末に日本のアニメ「ONE PIECE」が上映されることに……。フエでの住居のロビーには日本語の「ONE PIECE」の漫画が置いてあって、すっかりハマってしまった私。大雨の中いそいそと出かけました。
料金は45,000ドン(300円くらい)。安―い!立派な施設に観客はたったの6人。贅沢です。字幕はベトナム語なのでベトナム語の勉強にもなり大満足。また、映画を見に行きたいな!