ベトナムでは、11月20日は「教師の日」です。今回はホーチミンで私が初めて体験した「教師の日」を紹介します。今年は11月20日が日曜日だったこともあり、その数日前からさまざまな出来事がありました。
11月15日(火)
ハイバーチュン中学校では、授業が終わると生徒が駆け寄ってきて、教師の日をお祝いするカードを手渡してくれました。
11月16日(水)
レクイドン中学校では、教室に向かう私に男子2人が駆け寄り、一礼すると私のカバンを教室まで運んでくれ、女子が花と手紙をくれました。教室に入るとクラス長が出てきて箱を渡してくれました。中にはきれいなアオザイが!これは保護者の方からだそうです。また別の生徒が出てきて、プレゼントをくれました。私は恐縮して、どうやってお返しをしようかとベトナム人の先生に相談すると「何もいりません。これはベトナムの文化ですから。」と言われました。
11月17日(木)
ハイバーチュン中学校に行くと、教師の日のために生徒が作った、たくさんのボードや花が置かれていました。ここには生徒たちから先生への感謝の言葉が書かれています。
11月18日(金)
ヴォチュオントアン中学校のイベントに参加しました。校門を入ると生徒たちが楽器演奏で迎えてくれ、ステージでは生徒たちが歌ったり踊ったりしてイベントを盛り上げていました。
11月19日(土)
ハイバーチュン中学校のイベントに、16日にいただいたアオザイを着て参加しました。
一番前の席に座るよう指示された上に、イベント中には名前を呼ばれ、ステージに招かれ、花束までいただきました。イベント後には、学校で催されたパーティーにも参加させていただき、保護者の方の席に混ぜてもらい交流することができました。
ベトナムでは、このようにして先生に対する感謝を表します。一方、先生たちは毎日愛情を持って生徒に接しています。とても良い関係です。サプライズだらけの1週間でした。