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カオハガン島への旅

世界の皆さん、こんにちは!フィリピン9期の船木香です。
週末、一泊二日でカオハガン島へ行ってきました。

カオハガン島は、私の住むマクタン島のマリゴンドンポートから小型船で30分くらいの場所にある島で、東京ドームと同じくらいの大きさだそうです。
白い砂浜があるので地元の人が海水浴で訪れたりしていますが、開発されたリゾート地ではなく、ほとんど手付かずの自然が残されているとても素敵な島です。
私たちはカオハガンハウスが運営する小さなロッジに泊めてもらいました。

島の観光拠点のカオハガンハウス

この島には、携帯の電波は届きません。
水は雨水を溜めて使っているそうで、電気は17時頃から22時頃までの限られた時間しかつきません。
そもそもロッジには小さなベッドが2台と蚊取り線香があるだけで、あとは何もないので、暗闇の中手探りでベッドに上がり、 吊った蚊帳の中に小さく収まって眠るだけでした。

島民が手作りしたロッジ

この島ですることといえば、空との境界線が曖昧になるほど静かで波のない海を眺めることと、その海の中を歩いて散歩することです。
海がかなりの広範囲で遠浅なので、海岸を離れて何キロ先までも歩くことが出来ます(岸から、もうその姿が見えなくなるくらい遠くまで歩くことが出来ます)。小さな魚やヒトデ、貝などを眺めながら海の中を歩くと、自分が海の仲間の一員になったような気持ちになります。
水は温かくもなく冷たくもなく、ただ空気のように足にまとわりつくだけです。
そのように1時間か2時間、ただひたすら海を歩いて楽しみました。

海のお散歩

滞在中に食べた4回の食事は野菜をふんだんに使ったフィリピン料理でした。
限られた島の食材でも、とても豪華なご馳走でした。

とても美味しい島の料理

島の人たちにもたくさん会いました。
小さな子供もたくさん遊んでいました。
この島では、男の子は15歳になるまでに、船が運転できるようになり、漁に出られるようになり、そして家が建てられるようになるそうです。

島からの帰りは夕方で、いつもよりも早く陽が沈み始め、けれど、沈み終わるまでの時間はいつもよりも長く、移り変わる空の色を眺めながら船でマクタン島へ戻りました。

夕暮れの空と海は絵画のように美しい色
Writer
フィリピン セブ
船木 香さん

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