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私のシーサケートでの1日

私はだいたい朝6時半に起きます。
私の部屋は、午前中とても明るいので目覚めがとても良いです。
それから、コーヒー豆を挽きます(笑)。「どれだけ優雅な朝なのですか?!」という感じですが、優雅なのはここまでです。家を出るまで残り40分、いつもバタバタしながら着替えたり、化粧をしたり、ご飯を食べたりします。

7時20分ごろ家を出ます。
家を出た瞬間に、タイの現地のにおいがするのは派遣から随分たった今でも同じです。香辛料の香り、フルーツの香り、それから、むわっとした暑さがその現地ならではのにおいを作り出していると思います。このにおいで、“今日も働くぞ!”と気合が入ります(日本に帰ったらきっと懐かしくなるのだろうな)。
家から派遣先校までの道には、たくさんの屋台が立ち並んでいます。立ち並んでいて、私もそこで朝ご飯を買います。だいたいどれも10バーツから30バーツ(日本円で約40~160円)ぐらいで、毎日多くの生徒が並んでいます。派遣先校の食堂も朝から開いていて、そこで食べている生徒や先生も多いです。

登校中の生徒たち

派遣先校の門にはアパートから約5分で着くのですが、そこからが長いです。顔認証をして私の執務スペースのある言語の棟まで行くのに、校内が広すぎるため10分以上かかります。だから、先生たちは校内でもバイクで移動します。

8時から朝礼が始まります。
校庭に全校生徒が集まり、国歌を聞いた後にお祈りをします。先生からのお話が終わったら、解散してそれぞれの授業に向かいます。教室に向かうまでの間、たくさんの学生が「おはようございます!」と言ってくれるのが毎日とても嬉しいです。

朝礼が始まるのを待っている生徒たち

8時半から授業開始です。
みんな、朝からすごく元気です。特に元気な中学生の授業の日は生徒から元気をもらい、私も楽しく授業を行っています。

2~3時間の授業を終えると、昼休みに入ります。私は、生徒とよく一緒にご飯を食べます。私が赴任した当初は、挨拶しかできなかった生徒たちが、日々だんだんレベルの高い会話をできるようになっていくのがとても嬉しいです。

その後は、職員室で生徒とお話ししたり、宿題チェックをしたりします。最近は、日本語コンテストの練習を行っています。

午後からまた授業に入ります。午前中と同じく、2~3時間授業を行います。お昼ご飯を食べた後、生徒たちは少し眠そうなので、私はいつも以上にテンションをあげて授業を行います。

授業の風景

授業後は、日本語を話したい!という生徒たちが毎日、職員室に来て私とお話してくれます。この時間は、生徒の学年に関わらず少し難しい文法や単語を使いながら話しています。わからない言葉が出てきたときには、ヒントを与えながら生徒に推測させることを意識しています。私との会話を通して生徒たちは少しずつ自分の成長を実感できているようで、私もとても嬉しいです。

16時半になると、その日の派遣先校での活動は終わりです。
日本では退勤時刻になっても働く人が多いですが、私の学校のほとんどの先生方は時間ぴったりに退勤します。ただ、中には遅い時間まで働いている先生もいるようです。

派遣先校からまっすぐ帰る日もあれば、友だちや先生とご飯を食べに行く日もあります。たまに、市場でご飯を買ってから帰ります。ですが基本的に、私は土日に市場や小さいスーパー(徒歩圏内に大きなスーパーはありません……)で買い物を済ませておいて、自炊をしています。

ご飯を食べたら、タイ語のオンラインレッスンを受けます。毎日少しずつ成長が感じられて楽しいです。

それからは、日記を書いたりのんびりしたりして22時には寝ています。

これが、私の基本的な平日のスケジュールです。毎日、朝から晩まで本当に充実しています。生徒たちの日々の成長が私のモチベーションにつながっています。帰国まであと数日になりましたが、できることはすべて行ってから帰ろうと思います。

Writer
タイ シーサケート
村上 夏帆さん

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