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派遣先校でお世話になっている日本語の先生達②

世界の皆さん、こんにちは!フィリピン9期の船木香です。
今回は、私がマリゴンドン公立高校で一緒に日本語の授業をしている、3人の先生達を紹介したいと思います。

まずはトニ先生です。

料理も上手なトニ先生

トニ先生は、もともと生物学の先生ですが、日本語のクラスも担当し、さらにスクールナースも兼任されているスーパー先生です。日本語の先生になったのは去年からですが、とても勉強熱心で、毎日1時間、多い時は3時間自宅で日本語を勉強しているそうです。私もたまにトニ先生の日本語学習を手伝って、個人授業をしたり、復習用のテストを作成したりしています。
マリゴンドンの日本語クラスにはスクリーンやモニターがありませんが、私が文化紹介でパワーポイントを使う時は、いつもトニ先生が自前のモニターを貸してくれます。とてもマメで優しいトニ先生です。

次はクリス先生です。

お菓子をたくさん抱えているクリス先生

クリス先生はもともと英語の先生ですが、日本語を教えてもう7年のベテランです。
食べることが大好きで、休み時間にはいつも何か美味しそうなものを食べています。
私もクリス先生から、色々なローカルスナックを教わって食べました。
笑顔のとても素敵なクリス先生ですが、授業はとても真面目で厳しいです。
クリス先生のクラスは、生徒も先生の雰囲気作りに影響されて、とても真面目に日本語を勉強します。

そんな真面目なクリス先生ですが、文化紹介で箸ゲームをした時は、生徒達のグループに混ざって参加して、豆の入ったお皿をひっくり返しそうになったり、なかなか箸で豆を掴むことが出来なかったり、生徒と同じようにはしゃいで楽しんでいたのが、とても印象的でした。

最後はソル先生です。

いつも一緒にいてくれるソル先生

ソル先生はもともとタガログ語の先生ですが、3年ほど日本に住んでいたことがあるので、日本のことも日本語も、良くご存じです。クリス先生同様、食べることが大好きなので、特に日本の美味しい食べ物には詳しいです。ソル先生は少し恥ずかしがり屋で、写真に撮られることが苦手、でも、面倒見が良くて姉御肌です。そんな先生のまわりには、いつも生徒や先生達が集まってきます。私もついついソル先生を頼って、相談したりすることが多いです。私はセブで話されているセブアノ語がほとんど分かりませんが、ソル先生はいつも私にセブアノ語で話しかけてきます。そして私は日本語で返します。それで二人の会話はいつもちゃんと成り立っているから不思議です。
ソル先生もいつも「私、セブアノ語、先生、日本語、でも会話OK」と言って笑っています。

文化紹介の後に教室でパチリ

この先生たちのおかげで、慣れない学校や地域でもそれほど困ることなく、楽しい毎日を送ることが出来るので、いつも感謝しています。

Writer
フィリピン セブ
船木 香さん

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