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宝物はインドネシアにあり!

Selamat siang! みなさんこんにちは!インドネシア18期、メダンに派遣されていた田中愛乃です。約6か月の派遣は一瞬で過ぎ、派遣前のドキドキとワクワクを今でも鮮明に思い出せます。そして、派遣中はそれを超える感情を沢山体験しました。その大部分は日本語パートナーズとして長期間滞在しなければ得られなかった、人との繋がりによるものです。繋がりはCP先生(現地の日本語教師)や生徒だけではありません。近所のワルン(売店)のおばさん、派遣先の教育実習生、清掃ボランティアで出会った大学生等、ふとした場面で一生ものの繋がりに出会いました。今回は、そのような町での「繋がり」を皆さんに共有します。

メダンに派遣されて間もない頃、Nasi kuning(黄色のお米)が美味しいと耳にした近所のワルンへ。道路に空いた穴、ぼこぼこの道、すれすれを通るバイクにハラハラしながら歩きます。お店には気さくでおしゃべりのおばさんがいて、「人気だから、Nasi kuningは売り切れちゃったよ!」と。それ以来何度も通い、Nasi kuningを食べることに成功しましたが、通っているうちに彼女と仲良くなりました。家族構成や恋人の有無、住んでいる場所や宗教など、プライベートな質問を沢山聞かれるインドネシア。そのおかげか、早く仲良くなれる気がします。

近所のワルン。安くて美味しい!

Nasi kuningは、ウコンとココナッツミルクで炊いたご飯。スパイスの香りは癖になる!

いつも明るく、美味しいご飯を作ってくれた彼女。帰国前にはプレゼントを渡し合いました。また、彼女のご飯を食べに行きたいです。

もう一つ、メダンで一生の友情を見つけました。それは、派遣先の高校に来ていた教育実習生です。彼女達とは歳が近く、教員になるという目標も同じで、すぐに仲良くなりました。一緒に遊び、話す中でインドネシアの文化や言葉、宗教や教育について学びます。逆に日本についても興味津々で、質問に答えるうちに私も日本について詳しくなりました。友人にしか話せない悩みの共有や恋の話などをするうち、お互いに「親友」と呼べる間柄に。

空港まで見送りにきてくれた親友たち

日本語パートナーズの活動は、人との出会いと繋がりの連続です。これからの人生で関わり続けたいと思う人が沢山できました。文字通り、私は彼らの「パートナー」になれたでしょうか。人と人の繋がりは国と国の繋がりの始まりです。繋がりとご縁を大切に、これからも国際交流を続けていきたいです。

活動を終えた今だから声を大にして言えます。「宝物はインドネシアにあり!」

Writer
インドネシア メダン
田中 愛乃さん

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