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現地で楽しむエンターテイメント

Magandang hapon(こんにちは)!マニラ派遣中の鎌田です。
日本語パートナーズにとって、現地の文化に触れることも大事なミッションです。映画やコンサートなど、エンターテイメントは文化そのもの。ということで、バレエ、コンサート、映画、音楽フェスティバル、演劇などを積極的に楽しみました。そんな中でフィリピンらしいと感じた体験をいくつかご紹介します。

近代的な建物が増えているマニラですが、メトロポリタンシアターは築90年を超える劇場です。アールデコ様式の外観が目を引き、レトロモダンの内装も素敵です。客席の天井にバナナとマンゴーのレリーフが並んでいるのが何ともキュート。ここへはフィリピン交響楽団の公演を聴きに訪れたのですが、驚いたのが休憩時間でのこと。良い匂いのする先へ行ってみると、何と軽食と飲み物が「無料で」提供されているではありませんか!
パンシット(フィリピンの麺)や野菜スティック、カナッペ等が並び、ちょっとした立食パーティーの雰囲気。アルコールはありませんが、ジュース、水、コーヒーなどが自由にいただけます。食べる事が好きなフィリピンらしいサービスです。

個性的な外観が目を引くメトロポリタンシアター

軽食や飲み物が提供される2階ホワイエ

メトロポリタンシアターの天井を飾るバナナとマンゴー

映画はフィリピンでも人気の娯楽ですが、英語やタガログ語で観るのはハードルが高過ぎると諦めていました。でも、2月にチャンス到来!日本でもヒット中の『THE FIRST SLAM DUNK』がフィリピンでも公開されました。フィリピンの人達は日本人に比べてリアクションが大きいように感じます。思い切り笑って大きなため息をつく。一喜一憂が手に取るようです。一緒に観ていると、こちらまで開放的で楽しい気分になります。
もう一つ、フィリピンならではだと感じるのが、国歌です。コンサートなどの上演前に国歌が流れると、観客は一斉に立ち上がります。歌わなくても良いのですが、立つことは義務だそうです。初めて経験した時は何事かと驚きましたが、バレエや演劇の上演前にも国歌が流れるので、今や促されなくてもスッと立ち上がるようになりました。
特別意識しなくても何かしら発見があるのが、現地で暮らす面白さだなと感じる日々です。

カルチャーセンターでは、バレエを鑑賞

客席と舞台が近く一体感のあるBlack Box Theater
Writer
フィリピン マニラ
鎌田 淳子さん

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