日本に帰国してから2週間が過ぎ、逆カルチャーショックも薄れつつある今、ふとマニラでの日々が蘇ることがあります。この6か月間、私の生活の中心だった派遣先校について紹介します。
派遣先のDona Teodora Alonzo High School(ドニャテオドラアロンソハイスクール)は、マニラ首都圏マニラ市の賑やかなエリアにあります。下町の学校で敷地は狭く、グラウンドもありません。ここに2,000名以上の生徒が通うので、登下校時やランチタイムなどは大変な熱気です。
学校の入口近くの壁画
初日の歓迎会。あたたかく迎えてくれた日がつい昨日のことのよう
「おはようございまーす」「Magandang umaga!」「Good morning!」
日・比・英語で挨拶を交わしながら、一番奥にある日本語教室にたどり着きます。 現地の日本語の先生(CP先生)は、エドワード先生とマルビン先生のお2人。私は授業のアシスタントや文化紹介をするのですが、いつも楽しく活動できたのはCP先生のおかげだとつくづく思います。
エドワード先生。美味しい食べ物をたくさん教えてくれて有難う!
若手のマルビン先生(一番左)。写真をよく撮ってくれました!
そして、愛すべき生徒たち。どんな活動も真っ直ぐに楽しみ、明るいエネルギーをぶつけてくるので、私も自然に笑顔になります。みんな写真が好きで、しょっちゅう一緒に撮っているうちに私もすっかり写真慣れしました。ピースサインはもちろん、手や指でハートを作って写ることに照れがなくなったのは驚きです。
このあたたかい人たちに囲まれて過ごした日々は宝物としか言いようがありません。日本に関心を持ってくれて、楽しんでくれて、有難う!という思いを込めて、最後の登校日にささやかな感謝状を贈りました。
思いをこめた感謝状
「さよならじゃない。また会える日まで、お元気で」
最後にエドワード先生が言ってくださった言葉です。私も同じ気持ちです。
Maraming Salamat!(心からありがとう)