サワディーカー!タイ・パトゥムターニーに派遣されている新毛晴与です。
今日は会えたらテンションが上がる推し犬さんたちをご紹介します。
まずはこの方!
この日は珍しく起きていた看板犬さん
すごく長い名前で聞き馴染みのない言葉なので、いつまでも名前を覚えられません。
個人経営のドラッグストアのようなお店の看板犬ちゃんです。
小さな体ですが、通路のど真ん中にいつもうつ伏せで平べったくなって寝ています。お客さんはいつも、避けながら買い物をします。ピカピカの床に寝そべる姿はモップのようです。いつも、びっくりしてこちらが恥ずかしくなるくらい大きないびきをかきながら寝ています。
お次はこの方!
自由に過ごしているのか、いつも違う場所で見かけます
名前がわからない町の犬です。初めて見かけた時は野犬かなと思いましたが、おそらくどこかの屋台か、お店の方が飼い主です。
この子が特にかわいらしいのは、おそらく飼い主のおじ様が運転する原付スクーターに一緒に乗って移動している時です。スクーターに座るおじ様の脚の間の、人間が足を載せるスペースに立ち、前足をハンドルに乗せている姿は、どこか得意げでいつも見とれてしまいます。不意打ちですれ違うので帰国前にいつか激写したいです。
そして、最後はこの方!!!
ソンポー先生の足元で、まるで枕のよう
派遣先校の先生の犬、「モンメン」ちゃんです!!!
私の一番の推し、片思いの相手であり、学校のアイドルです。
「モンメン」はタイ語で「มอมแมม」と書きます。「汚い、汚れた」という意味です。
モンメンは約2年前に、学校に一人で迷い込んできたそうです。体育のソンポー先生がモンメンを引き取って、今は学校で暮らしています。モンメンはとても警戒心が強く、怖がりですが、ソンポー先生のことが大大大好きで、いつも先生の傍にいます。先生の近くにいる時と、朝礼の国歌と校歌が流れて人が皆、起立して静止している間は、尻尾を振って嬉しそうにしています。
ソンポー先生が迎えに来てくれるのをじっと待つモンメン
ソンポー先生がいないと不安で仕方がない様子なのに、何かに夢中になって(大抵は食べ物)一人でフラフラとどこかに行って迷子になってしまうこともあります。
迷子のモンメン
モンメンは自分が迷子になったと気づいたら、まさしく心ここにあらずです。生徒が何をしても、興味を示しません。私はモンメンに嫌われたり、冷たい態度を取られたりしたくないので、モンメンが一人の時は、触りたい気持ちをぐっとこらえて、ソンポー先生を一緒に探してあげるようにしています。
他にもモンメンに好かれるための小さな努力を続けていて、健康に良さそうな犬用のおやつを買ってあげてみましたが、食べてくれませんでした。
モンメンの好きなおやつはリサーチ済みなので、引き続き努力を続けます。