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「日本のアニメ」と「剣道」って、結びつくかな?

みなさん、こんにちは。インドネシア・デポックに派遣されている大橋です。
デポックは、ジャカルタ中心部から約30km、人口280万人のかなり大きな街です。私の派遣先の2校は両校とも少し街はずれに位置しています。

自分のプロフィールシートに「好きなこと:剣道」と記載していたからでしょうか、着任すると先生や生徒のみなさんから「剣道やりましょうよ」との声が思いがけず強かったので、早速現地で竹刀を調達しました(剣道着は現地で調達不可能でしたので、日本から2着送ってもらいました。荷物の関係で何も準備せずにこちらに来てしまい反省しきりです)。

職員室で現地の日本語の先生と

生徒のみんなに「剣道って知ってる?」と聞くと半分以上は「知らない~」とのこと。「じゃ、『鬼滅の刃』、『るろうに剣心』、『NARUTO -ナルト-』は?」「知ってる!!」……というところからお話を始めて、日本の武道や剣道に興味をもってもらいます。

武道では、礼儀や相手を敬う気持ちが大切であることを説明した後に実践です。やはり実際に体験することで更に理解が深まります。足さばき、素振り、簡単な打ち込み、そして模擬試合。初めて竹刀を持つ生徒たち、興味津々の様子です。みんな真剣に取り組んでくれます。

初めて竹刀をもって構えてみました

女子生徒も興味津々です

模擬試合や打ち込みでは、「め~ん」「こてぇ~」と発声練習もして臨みます。なかなか最初は声のでなかった生徒たちも、次第に大きな声をだしてくれるようになり、周りのみんなも大歓声(大笑い?)です。

きちんと構えてから模擬試合に臨みます

「姿勢を正して礼」「ありがとうございました」

最後に「剣道を学ぼうと思えば、まず心から学ばなければいけません」、「礼儀や相手を敬う心が大事なんだよ」、という少し難しいお話もするのですが、果たして伝わったかな……難しいけれど、ちょっとでも武道や日本の心が伝わっていれば、嬉しいですね。

Writer
インドネシア 西ジャワ州
大橋 克朗さん

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