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大盛り上がりの日本語フェスティバル!

Maayong hapon! (セブアノ語で 「こんにちは!」) フィリピン、セブ島のコルドバ・ナショナル・ハイスクール、マリゴンドン・ナショナル・ハイスクールに派遣されている小林梨恵(こばやしりえ)です。

11月23日にコルドバ・ナショナル・ハイスクールにて日本語フェスティバルが開催されした!

日本語フェスティバルはSPFL(特別外国語プログラム)で日本語を開講している学校で毎年開催されている行事です。参加者は日本のアニメのコスプレや日本語の歌で競います。 ここで選ばれた生徒は、地域予選、さらに進むと全国大会への出場権を得られます!

コスプレ参加者の生徒(前列)と司会を務めてくれた生徒(後列真ん中)、現地の日本語の先生(後列両端)

コスプレの優勝者

コスプレでは、衣装を着て日本語のセリフを披露するのはもちろん、日本に関係する写真を見せられ、その写真について日本語または英語でその場で描写するタスクも与えられます。皆さん本番前は緊張した様子でしたが、見せられたのはたこ焼きの写真。ちょうどその週にたこ焼きの文化紹介をしていたので、よく知っているものが出てきてほっとしたような様子が可愛らしかったです。

たこ焼きの文化紹介での一枚

宇多田ヒカルの『First Love』を歌ってくれた生徒

私はNP(日本語パートナーズ)になるまで、日本のポップカルチャーが海外でどれほど人気なのか、いまいちピンときていませんでした。今回の日本語フェスティバルで、参加者みんながコスプレやJ-popを歌うことを通して、日本文化を自分のものにして輝いている姿を目の当たりにしました。もはや日本だけのものではない、世界で受け入れられ咀嚼される日本文化を改めて体感できる良い機会でした。

フィリピンではこのようにアニメや漫画を入口として日本文化に親しみを持ってくれる人がたくさんいますが、一方で日本ではどうでしょう?フィリピン文化、知っているでしょうか?きっと日常では知る機会すらあまりないと思います。

現地での生活を通じて文化や風習を吸収し、日本に持ち帰って周囲へ伝えることもNPとしての任務の一つです。アジアの国々で現地社会に入り込んだ生活をする私たちだからこそ見えてくるその国や地域、人々の魅力を、帰国してからも周りにたくさん発信していけるよう、私も残り少ないセブ生活の一瞬一瞬を大切に過ごしていきます。

最後にコンテストに参加してくれたみんなでパシャリ
Writer
フィリピン セブ島
小林 梨恵さん

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