みなさん、こんにちは。タイ・チャチュンサオに派遣されている守屋 紗矢香です。チャチュンサオは、首都バンコクの東側にある県で、バンコクからはバスや電車で約1時間30分ほどで行くことができます。バンパコン川が広がるのどかな水田地帯です。また、ピンクガネーシャで有名なワット・サマーンや、白い大理石の本堂が美しいことで知られるワット・ソートーンという寺院があります。タイの方々の大切な信仰の場であり、観光地としても有名です。
バンパコン川の風景
ワット・ソートーン
私は5月から、チャチュンサオにあるDatdaruni(ダッダルニー)学校で活動しています。市内中心地にある公立の中高一貫の女子校で、日本語を履修している生徒が約300名ほどいます。また、CP(カウンターパート)は3名います。どの先生も、タイでの生活に不慣れな私を親身になってサポートしてくださり、日々の授業に楽しく前向きな気持ちで参加することができます。
赴任した当初、対面で生徒と関わることができる期待感の一方、受け入れてもらうことができるかどうかという不安もありました。まずはお互いにあいさつをすることからはじめようと考え、生徒一人ひとりの名前を知ることにしました。
そこで、折り紙で「チューリップの名札」を作り、カタカナで名前を書いてもらいました。学年によってはカタカナを書くことが難しい場合もあったので、CPの先生に発音してもらい、それを聞き取って書きました。見た目がかわいらしいので、生徒に好評でした。机に置くことのできる名札なので、授業中、生徒の様子を見てまわる際に役立ちました。
チューリップの名札作りの説明
チューリップの名札完成
ある生徒からは折り紙のチューリップをもらいましたが、とても上手で驚きました。日々忙しい生徒が時間を割いて作ってくれたことを思うと、とても嬉しい気持ちになりました。
生徒手作りのチューリップ
これからの派遣期間、タイで出会う様々な人たちとの交流を大切にしながら、活動をしていきたいです。