ベトナムのバリアブンタウ省で活動している、ありー(有泉)です。
11月に実施した「軍艦巻きとおにぎり」の文化紹介について書きたい思います。
・軍艦巻きとおにぎりにした理由
(1)火を使わない(2)安価なものでできる(3)45分で調理から片付けまでできる
(4)まだやったことがないものをキーワードにどんな和食を紹介するか考えました。
(1)火を使わない:私の派遣校では、火を使うことができません。
(2)安価なものでできる:活動費にも限りがあります。生徒も裕福な子ばかりではありません。
(3)45分で調理から片付けまでできるもの:授業は45分です。45分で、始める前の連絡、調理、食べる、片付けまで終わることができるもので考えます。
バリアブンタウ省にも日本料理屋があり、特にお寿司は人気があります。ファミリーマート等コンビニもたくさんあります。スーパーには売っていませんが、コンビニではおにぎりを目にします。またベトナム料理といえば、フォー等麺類を思い浮かべますが、街にはお米屋さんや、お米料理のお店もたくさんあります。
上記4つのキーワードと経緯から「軍艦巻きとおにぎり」にしました。
・文化紹介当日
軍艦巻きやおにぎりに入れたい具、調味料を生徒に持ってきてもらいました。
持ってきてくれた具で多かったのが、卵、ソーセージ、ハム、きゅうり、にんじんです。海が近いからか、エビやタコを持ってきた生徒もいました。個人的にベトナムならではだなと思ったのが、Ruốc thịt lợn(ルオック・ティット・ロン)という豚肉のでんぶです。ベトナムに来て初めて知った加工品で、パンやお米の上にのって売られていることもあります。調味料は、チリソースが多かったです。
生徒がつくっている様子やつくった軍艦巻きとおにぎりを紹介します。
生徒がつくる軍艦巻きやおにぎりは、独創的で、毎回どんなものができあがるのかワクワクしました。おにぎりで乾杯する姿も、面白かったです。いつか日本でも流行るかもしれません。