スオスダイ・チュナム・トゥマイ(あけましておめでとうございます)!
カンボジアではお正月が3回あります。1月のインターナショナルニューイヤー、2月の中国暦旧正月、そして、4月のクメール正月です。クメール正月のお休みは3日間(今年は4/14~16+振替休日の17日)ですが、この時期は田舎に帰ったり、旅行をしたりと1 ~2週間の休みに入ります。中華系の方も多く住むカンボジアですが、宗教関係なく他2つのお正月やクリスマスにも学生は学校を休む傾向にありました。正月前は、至る所でイベントが開催されます。もちろん私のいるRULE(王立法律経済大学)でもソンクラーン(正月のお祭り)が行われました。午前中は多くのお坊さんを呼び、お経を唱えます。そのあと、お布施をお渡しします。新年で私が興味深く感じたのは、カンボジアでは新年を迎える時間が毎年変わることです(今年は15:12)。
7人姉妹の女神のうち1人が、降りて来るとされています。お正月、帰省によりプノンペンは静かになりますが、「酔っ払いのバイクには気をつけて」と学生に注意を受けました。
Robam Trotと呼ばれる動物に扮して踊る新年を迎えるための伝統舞踊
そして今の時期は最も暑い時期で、体調管理には、いつも以上に気をつける必要があります。乾季(11 ~5月頃)のため、節電を目的とした計画停電も行われ、私の通う語学学校ではジェネレータを稼動させる姿をよく見かけます。ちなみにカンボジアの電力の自給率は年々上がっていますが、それでも電気代は、周辺国と比較すると高いです。私の家で$0.28/kWh、一般住宅は約$0.18/kWh程です。
それから、3月の活動になりますが、昨年に引き続き日本語パートナーズ短期派遣の元気な大学生たちが、今年は徳島大学からRULEにやってきました。日本語コースの学生は、少し緊張しているようにも見えましたが、「日本の大学生に日本語で自己紹介をする」という日頃の成果を発揮することができ、とてもいい刺激になったようでした。徳島の紹介を熱心に聞き、阿波踊りを少し照れながらも楽しく踊ることができました。