みなさん、こんにちは。タイ・チャチュンサオに派遣されている守屋 紗矢香です。今回は、日本食を作った時の様子をご紹介します。
一つ目は、日本語クラブで、のり巻きを作りました。まずは材料集めです。海苔や米、酢等のり巻き作りに欠かすことのできない材料は近所のスーパーに売っていました。具材に関しては、生徒が自分自身でも再現して作りやすいように手頃に買えるものを選びました。ツナマヨ、カニカマ、きゅうり、レタス、コーンを入れました。
また、巻きすを使用してのり巻きを作ったのですが、巻きすはスーパーで売ってはいたものの、タイで一般的に使われているものではないと考え、手巻き寿司も紹介しました。残念ながら時間の関係で、手巻き寿司は紹介だけで終わりましたが、タイで購入できる食材でのり巻きを作ることができたことは、とても貴重な経験でした。
生徒が作ったのり巻き
また、おにぎりも作りました。こちらは、日本語コンテストの練習の合間に生徒と一緒に作りました。毎日練習に励む生徒にとって良い息抜きになればと思いおにぎり作りに誘ったところ、みんな喜んで参加してくれました。
お腹が空いていたこともあり、具材をたくさん入れたので、大きなおにぎりができました。タイの生徒にとって、お米を手でにぎる経験は新鮮なことのようで、具材を包みながら三角や丸くすることは難しそうでしたが、得意ではない私自身も含め、みんなで楽しく作ることができました。
生徒が作ったおにぎり
さらに、授業内で茶道を紹介しました。茶道具が一式学校にあるので、それを使わせていただき、実演も交えて行いました。生徒にも体験してもらいたいと思い、茶筅で抹茶を混ぜてもらいました。点てたお茶は、紙コップに分け、クラス全員で飲みました。苦いと感じる学生が多くいましたが、お菓子と一緒に飲むと丁度いいと言う学生もいて、お茶の味わいを楽しんでいたようです。