こんにちは!タイ・ラヨーンに派遣中の倫名です。
中間テスト終了後、最初の授業では日本の夏の風物詩「流しそうめん」を行いました。
当初はペットボトルのみでそうめん台を作る予定でしたが、強度補強のため現地の日本語の先生が、校内の竹をなたで切ってくださいました。身近にあるものを工夫しながら活用し、必要なものを作り上げていく姿は、タイの人々の柔軟さと実践力を改めて感じました。
授業では、流しそうめんを体験するだけでなく、日本の夏の暮らしについても紹介しました。扇子や打ち水、すだれ等、暑さを和らげるための工夫を取り上げた後、日本とタイにおける暑い日の過ごし方を比較しました。生徒からは、「暑い日は何度もシャワーを浴びる」という意見があり、中には一日に6回浴びるという生徒もおり、生活習慣の違いを実感する場面でした。
そうめん台の準備から調理まで、できる限り生徒主体で進めました。そうめんを束ねている紙を外さずに鍋へ入れてしまったり、乾麺の扱いに慣れず折ってしまう様子は、日本での当たり前は海外では新しい学びになることを改めて実感させられました。
実際に流しそうめんが始まると、そうめんをうまくつかめない生徒のために、得意な生徒が代わりに取ってあげたり、そうめんが流れすぎないよう複数人で水の流れを調整したりする姿が見られ、タイの生徒の思いやりや協力する姿勢に温かい気持ちになりました。
授業の最後に、「流しそうめんで涼しくなりましたか?」と尋ねると、生徒たちは笑顔で「いいえ、暑いです!」と答えました。流しそうめんでも太刀打ちできないほど、タイの暑さはやはり格別です。それでも、日本の夏の文化を五感で楽しみながら学んでもらえる、笑顔あふれる授業となりました。













