7月7日は七夕の日です。ここテープシリン・プーケー・サラブリー校では、「七夕まつり」が行われています。私深瀬がレポートします。さっそく行ってみましょう。
7:30 生徒たちは、朝から思い思いのコスプレ姿で、会場準備をしています。なかには「アラレちゃん」のコスプレ姿も。丸いめがねと紫色の髪の毛、オーバーオールがなつかしさを感じさせます。
8:45 開会式が始まりました。コスプレをした校長先生の挨拶、くす玉ならぬ「くす風船」を日本刀で割っての開祭宣言、織姫彦星の寸劇と、なかなかの盛り上がりです。校長先生のお奉行様のコスプレは、私がお手伝いをさせていただきました。とはいえ、このような「裃(かみしも)」を着たことも着せたこともないので、とりあえずそれらしく着ていただきました。後でネットで調べると、上着はすべて下衣にinするとのこと。校長先生すみません!
校長先生の裃(かみしも)コスプレ
10:30 会場には、たい焼き、たこ焼き、天ぷらの出店も出ています。私は、エビの天ぷらとたい焼きをいただきました。天ぷらにはケチャップ、下にキャベツの千切りが敷き詰めてあり「ネオ天ぷら」という感じです。たい焼きの器具はなんと、生徒の私物だそうです。使う頻度と器具の値段等々考えると、よほどのたい焼きファンなのでしょうか…
「マイたい焼き器」
11:00 浴衣の着付けブースもあります。なんと有料です!着付けをしてくれて、写真を撮れる(自分で)というふれこみです。タイ人の商魂たくましい姿勢が若者にもしっかりと受け継がれています。
商魂たくましい姿勢に脱帽!
11:30 今やコスプレは日本を代表するポップカルチャー。コスプレコンテストも催され、一般の生徒が気に入ったコスプレに花輪をかける「ポピュラー賞」という表彰があります。なんとその花輪も5バーツで売るという衝撃! ここでも商魂たくましい姿が見られます。
全部は原型がわからなかったコスプレコンテスト
14:00 すべて終わった後、生徒が集まり振り返りミーティングのようなものを行っています。最後にまとめの言葉を話す先生が感極まって流す涙に、生徒ももらい泣き。準備してきたCP先生のご苦労を再認識すると同時に、生徒たちはこうした心揺さぶられる感動と達成感で、また一歩成長するのだろうなあと思います。
以上、ここサラブリーから「伝統文化とポップカルチャーのフュージョンinサラブリー」のレポートでした。