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バンコクマラソン走りました

みなさま、こんにちは。タイ・スパンブリーに派遣されている梶原哲生です。今日は、11月20日深夜1時にスタートしたバンコクマラソンの様子についてご紹介します。

バンコクマラソンは、約2万人のランナーが集う、タイ最大規模のマラソン大会。たったそれだけの認識で、5,6年ぶりにフルマラソンにエントリー。もちろん海外のマラソンは初挑戦。7月には公式ページから参加登録、大会前日に指定された場所に行きゼッケンやチップを受け取り、軽く食事を済ませた後はホテルで仮眠、深夜1時のスタートに備える。

12時頃のスタート地点の王宮前は明るく煌びやかにライトアップされ、とても雰囲気がいい。既にそこには大勢のランナー。ジョギングしたり、ストレッチしたり、屋台で腹ごしらえしたりと様々だ。私はマッサージを受けた後、ストレッチとジョギングを繰り返し準備OK。暑さはさほど感じない。

王宮前スタート地点に集まりだしているランナー。右側には各種屋台が並んでいます

無料のマッサージで足も軽やか

30分前にはランナーたちがスタート地点に揃い始め、私も列の中へ。タイ伝統衣装に身を包んだランナーも。「それは暑いだろう」と思わず心の中で突っ込みを入れる。風船を体に着けたペースメーカーはそれぞれチームになって和やかに談笑。カウントダウンが始まりゆっくりとしたペースでスタート。正直、「えっ、スタートしたの??」という緩~い感じで始まった。

スタートの号砲を待つランナー

走り出してしばらくした後、ランナーがまだ団子状態で走っている真横をタクシーやらバイクやらが猛スピードで走り抜けていく。コースを分けるためのコーンもなく誘導員の姿も見られない。いくらマイペンライの国とは言え、「これはないだろう」と2度目の突っ込み。

ランナーの真横を猛スピードで走り抜けるタクシー。それはないでしょう

4キロほど走ると、そこからは折り返して同じところへ帰ってくるまでずーっと高速道路をひた走る。正直、ライトアップされた市内の有名どころを走り、少なくともそこには観光客や街の人が出てきて、深夜とは言え応援の声があるだろうと勝手に思い込んでいたので、これには少しがっかりした。景色も決していいとは言えず、応援の人が入り込む余地はなく自分との戦いが続く。ただ、2キロごとにある給水所はよく目立つし大変救われた。

初めての海外マラソン挑戦、驚きや落胆もあったが、それでもタイの人たちのホスピタリティに励まされ、走ったり歩いたり6時間ほどで無事にゴール。朝7時にして達成感を味わえたバンコクマラソンだった。

無事に時間内に完走、メダルをゲット
Writer
タイ スパンブリー
梶原 哲生さん

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