サワディー・カー(こんにちは)!タイ・バンコクに派遣中の永地志乃です。
初投稿の今回は、日本語クラスの生徒たちと取り組んだ「歌舞伎プロジェクト」をご紹介します。
きっかけは、自己紹介で披露した歌舞伎の『外郎売(ういろううり)』。生徒たちが歌舞伎に興味をもったので、文化紹介として改めて歌舞伎を紹介しました。タイの伝統芸能「コーン」との共通点を見出した生徒もいて感激しました。アニメを題材にした歌舞伎には多くの生徒が強い関心を示しました。
毎年7月に開催される「七夕祭り」で歌舞伎を披露したいと申し出た生徒有志9名が中心となって「歌舞伎プロジェクト」が始動しました。準備期間はわずか2週間。歌舞伎を知らないほかのクラスの生徒のために、タイでも人気のある日本のアニメを題材に、生徒がストーリーを考え、私が脚本にしました。日本語がまだ不慣れな生徒たちのために、私が全8役の台詞を事前に録音し、彼らは歌舞伎の動きの習得に専念しました。演出は生徒と相談しながら私が担当しました。役者として演劇に携わっていた私の経験が活かされ、幸せでした。いつも通訳をしてくださる現地の日本語の先生が不在の練習中も、私の日本語を必死に理解しようとする彼らの眼差しには、胸が熱くなりました。
当日は日の出前から集まり、先生方やほかの生徒たちの協力も得て、化粧を仕上げ、舞台に臨みました。生徒たちは、全身全霊で見得を切り、力強い立廻りを披露しました。生き生きと輝く彼らの姿を見守りながら、私は感謝と感動で涙が溢れてきました。
一つの目標に向けて力を合わせることで、生徒と私の心の距離がぐっと縮まったように感じます。これからも生徒たちと色々なことに挑戦していきます!















