ベトナム中南部のリゾート地「クイニョン」で活動している、福江瑠衣です。
ベトナムに来て約4か月が経ち、食事にもだいぶ慣れてきました。とはいえ、これまでお腹を壊したのは4回で、初めの頃は辛い思いもしました。慣れてきたからと調子に乗ってなんでもかんでも食べていると、忘れたころに痛い思いをします。
そのため、食事には少しばかり気を付ける必要があります。
「最近、野菜を食べていないな……お腹に優しいものを食べたいな……。」と思って私がよく利用するのはベジタリアンフードを提供しているお店です。
ベトナム語では「コムチャイ」と言って、日本語では「精進料理」を意味します。お肉や卵を使っておらず、野菜や豆腐からできたおかず15～20種類くらいから自分の好きなものを選び、ご飯、スープと一緒に食べる料理です。
お持ち帰りのコムチャイはしっかり唐辛子とソイソース付き（150円ほど）。部屋で食べてもおいしいです。
お肉を使っていないとは思えない見かけと味に初めは驚きました。どう見てもお肉にしか見えないおかずもありますが、それにはだいたい豆腐が使われています。
「精進料理」という文字通り、コムチャイ屋さんのとなり近所にはお寺があります。満月と新月の日に、仏教を信仰する方々がコムチャイ屋さんで食事をとるそうです。それを知らずに、たまたま満月の日にお店に行くとものすごい人がいて注文が大変だった日もありました。
お店の真横にお寺があります。
私はベジタリアンフードに対してヨーロッパや北米のイメージを持っていましたが、ベトナム、クイニョンにもたくさんの野菜中心の屋台やレストランがあることを知りました。そして、どこも安くておいしいです。
これからも利用させてもらいます。
