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台湾で目指すべき「原点」

みなさま、こんにちは。台湾の台中に派遣されている喜多見 雅です。
以前にも書きましたが、私と台湾のつながりは、19年前に某有名ドーナツチェーン店の海外展開の一環で台湾に派遣されたのがきっかけです。
当時は何もわからない若者を集めて、私自身も何もわからないままに、がむしゃらに目の前の課題を乗り越え、苦労してチームみんなで頑張った想い出があります。

そのチームが大きくなって、今では台湾全土で100店もの店舗を運営する規模の会社となりましたが、本部にも、地域責任者も含めて、当時一緒に汗を流した仲間がたくさん残ってくれています。先日、旧正月の時に、台中で新規オープンがあったことをきっかけに何人かが集まってくれました。お店のオープン後、一緒にお宮参りをして、近くの夜市に行き懐かしい交流の時間を楽しみました。

台湾での旧正月初詣

その後、Facebookに上げてくれた、または、そこに寄せてくれたコメントを見ると「昔の仲間、昔の上司と顔を合わせて過ごす時間はとても幸せです。退職してもなお、休むことなく輝き続け台湾に貢献している姿は学ぶことが多くあります」「このチームは10年以上の月日が流れてもなお一緒に頑張れる幸せ者の集団です。このような企業文化をもたらしてくれた喜多見さんに感謝し、また、この文化を引き継いでくれた先輩にも感謝します」との記載があり、このコメントを読んで感動しました。

笑顔の再会

私が「日本語パートナーズ」に応募して、本当にやりたかった国際貢献の原点は、この感覚の再現だった事を思い起こしました。台湾と日本は価値観を共有できる仲間です。言葉や多少の文化の違いを乗り越えて真の友人になれる大きな可能性を秘めた友人です。
もちろんこの感覚を心底共有するには、日本語パートナーズの活動はあまりに時間が短く、交流も限られています。それでも、その入り口だけでも、或いは、その目的のために日本に興味を持っていただく、そのきっかけづくりだけでもしたい、それがやるべき事、そんな初心を思い出させてくれた一日となりました。

Writer
台湾 台中
喜多見 雅さん

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