Xin chào !（こんにちは） ベトナム9期の神田友美です。
3月、短い冬が終わり、ハノイにも春が来ました。ベトナムは南北に長い国なので、北部のハノイには四季があります。冬は日本ほど寒くありませんが、春にかけて曇り空が続き、青空はほとんど見られません。
ある日、曇り空の下、街を歩いていると、いつもと違う感じがしました。見上げると、様々な街路樹が一斉に色とりどりの花をつけていました。街路樹は大きく常緑で、夏には日陰を作ってくれますが、きれいな花が咲くとは思っていなかったので、何だか得した気分になり、春だな〜と実感しました。
鮮やかなオレンジ色の花が咲いています
一株の低木に２色の花 いい香りもします
街は花盛りなので、文化紹介の授業でも「花の切り紙」をしました。
折り紙を折ってデザインを描き、ハサミで切ります。そして開くときれいな花の模様ができます。生徒たちは、切り紙は初体験だったようで、開いた瞬間のびっくりした顔とともに「Đẹp quá!（超きれい！）」の声が教室のあちこちから聞こえてきました。生徒たちの楽しそうな様子に、私もうれしくなりました。
「きれいだね〜」
「上手にできたよ！」
花を見ると自然と笑顔になります。ベトナムの人は、花が大好きなようで、道端でも花を売っていたり、よく花束をプレゼントしたりしています。生徒たちも家でも切り紙をして、きれいな紙の花を家族や友達に見せて、みんなで笑顔になってくれたらいいなと思います。
