ナマステ(ヒンディー語でこんにちは)!インド・デリーに派遣中のタニです。
派遣先校「セントマリーズスクール」に着任してほどなく、CP先生(現地の日本語の先生)から「茶道がしたい」という提案を受けました。まずは、和菓子にこだわりたいと。以前参加したお茶会で食べた和菓子がおいしかったと、見せてくださった写真には、あの有名な和菓子屋さんの名前が入った楊枝の袋が……。
右も左も分からないインドで和菓子探し開始。お店を巡り、サンプルを作ってもらい、試行錯誤の末、日本食材取扱店で販売していた「ようかん」に決まりました。
次は、生徒へのプレゼンテーション、デモンストレーション、体験の仕方をどうするか。50人以上の生徒に使える時間は、たったの1時間。プレゼンテーションに使えるのは10分程度。派遣前研修で一緒だった茶道歴10年のNP(日本語パートナーズ)にも相談し、内容を絞って簡単な日本語にまとめ、資料には英語を併記しました。限られた道具でどうやって全員に体験してもらうかも課題です。国際交流基金の現地調整員にも相談し、他校のNPと前任のNPにも協力してもらえることに!
CP先生と話を重ねるうちに、先生が目指しているのは、単なる文化紹介ではなく、「茶道」であり、「お茶会」なのだと分かってきました。先生には、実現したいお茶会のイメージがあります。ギリギリまで調整を続けます。私は利休になれるのか。
さあいよいよ、本番!
茶道を勉強して、抹茶を点てて、抹茶を飲んで、和菓子を食べる。やったことはこれだけです。
日本語のプレゼンテーションが伝わるか心配でしたが、CP先生のフォローも素晴らしく、生徒たちは普段の授業とはまた違う顔でとても真剣に取り組んでいました。なんだかみんな頼もしいなと感じました。
「抹茶の苦さと、ようかんの甘さのハーモニーがいい」「どうやったら正座に耐えられるの?」こんな声が聞けました。利休さん、どうでしょうか?
インド・デリーにて。














