みなさま、こんにちは。
4月からマレーシア・ジョホール州にあるSMS Kota Tinggiという中等教育学校に派遣されている津島杏奈です。
この原稿を書いている時点(2023年4月)で、赴任後約1週間が経過しました。
最初の1週間の感想は、まさにタイトルにある通り、「生徒たちが可愛すぎた!」に終結します。
今回は、生徒たちの可愛いエピソードを交えつつ、1週間の学校生活を振り返ろうと思います。
授業は、どの学年においても自己紹介からスタートしました。
自己紹介では各学年の学習レベルに応じて、一人一人の生徒が名前、好きなことなどを教えてくれます。「あんな先生はかわいいです」や「あんな先生はきれいです」と伝えてくれた生徒もいて、不意打ちの褒め言葉に思わず笑みがこぼれました。
「自己紹介だけど、あんな先生について話したいんだね」と現地の日本語の先生(CP先生)も微笑ましそうでした。
生徒が作成した名札。イラストが素敵です(私の似顔絵を描いてくれた生徒も……!)
自己紹介の後は授業に移ります。
授業は基本、CP先生の説明→タスク→発表という流れで進みます。
最後の発表は挙手制ですが、はじめは手が1つも上がりません。
しかし1人目の発表者の後、CP先生が「発表した人にはあんな先生からのお土産がありま〜す!」と言った瞬間、ほぼ全員がすごい勢いで挙手!!
ちなみに全学年まったく同じ流れでした(笑)
CP先生にお土産の渡し方を相談した時、「生徒の意欲を掻き立てるために、発表した生徒から順に渡そう」とのアドバイスをいただき、その戦略が見事に功を奏しました。
さすがCP先生です。生徒のことをよ〜く分かっています。
CP先生のカウントダウンに合わせて一斉に挙手する生徒たち
発表の様子。この授業では聞き取り問題の答えをホワイトボードに書きます
お土産の水引ストラップ。生徒全員分(175名分)用意しました!
水引ストラップをゲットした生徒と、必死に挙手する他の生徒たち
日本語の授業以外でも学校内を歩いていると、満面の笑顔で「あんなせんせーい!こんにちはー!」と手を振る生徒たちに出会います。
眠気が残る朝でも少し疲れた午後でも、生徒たちのおかげで元気が湧いてきます。
今後も生徒のやる気も引き出しつつ、私も楽しみながら生徒と関われる日々を過ごすことができたらなと思います。